大地からの恵み・・・温泉は、心とからだを癒し、健康を維持してくれます。
温泉の効能については、あらためて述べることもないほどです。
その温泉をより楽しむためには、正しい入浴法を知ることが大切。
基本はぬるめのお湯で、ゆっくり浮身浴。
1日の入浴は3回まで(体力に自信のない方は2回まで)。
それでは、温泉を「もっともっと」お楽しみください。
温泉の効能については、あらためて述べることもないほどです。
その温泉をより楽しむためには、正しい入浴法を知ることが大切。
基本はぬるめのお湯で、ゆっくり浮身浴。
1日の入浴は3回まで(体力に自信のない方は2回まで)。
それでは、温泉を「もっともっと」お楽しみください。
入浴前はたっぷり水分補給
発汗のために体内の水分が少なくなります。
お茶、水、スポーツドリンクなどを十分にとりましょう。
「かけ湯」でからだを慣らす
足から腰、肩、胸へ。心臓から遠いところからお湯を念入りにかけていきます。
最後に頭にもお湯をかぶりましょう。
からだに負担の少ない「半身浴」から「浮身浴」
お湯の温度や水圧による急激な負担を避けるため、半身浴でからだを温めてから、「浮身浴」。
からだはゴシゴシ洗わない
湯船でからだが温まると、毛穴が開き皮膚の汚れが落ちやすくなります。
ゴシゴシ洗わず、からだをなでるようにやさしくソフトに洗いましょう。
入浴時間はほどほどに
長湯は湯疲れして逆効果です。額がほんのり汗ばんできたら、湯船から出ます。
ふちに腰かけて足を湯に浸したり、洗い場でひと休みしましょう。
湯船の中で軽い運動
湯船の中で手足の関節や筋肉を動かしたり、腰をひねるなどの軽い運動をするのもよいでしょう。
湯上がりにシャワーを浴びない
薬効成分が洗い流されてしまうので、湯上がりはシャワーで洗い流さないようにします。
からだの拭くのも水滴をぬぐう程度に。
入浴後もたっぷり水分補給
発汗のため体内の水分が少なくなっているので、お茶、水、ミネラルウォーターなどを十分にとりましょう。
浴後はゆっくり休む
入浴でエネルギーが消費され、血圧や脈拍が変動するので、体調が安定するまで30分以上休憩しましょう。
禁忌症 -ほとんどの温泉に適応-
関節リウマチの症状進行期、かぜなど、
あらゆる急性疾患(熱のあるとき)、
ガン、白血病などの経過中、
重症高血圧症、重症糖尿病、重症腎臓疾患、
発病後まもない脳卒中、潰瘍
温泉はなぜ身体に良いといわれるのですか?
以下の理由により温泉は体に良いとされております。
入浴する際にちょっと意識してみてください。
入浴する際にちょっと意識してみてください。
温熱作用
暖かいお風呂に入ることにより体が温まり、血行が促進されます。また、新陳代謝も促進されます。
体がリラックスし、筋肉のこわばりの緩和や疲労回復の効果も得られます。
温度の異なる浴槽のあるお風呂では、交互に入ることにより、より効果的な入浴ができます。
水圧作用
入浴時の水圧は、私達が感じている以上に大きいようです。
水圧の刺激による血液やリンパの循環促進、水の抵抗による筋力の増強などの効果が得られます。
浮力作用
宇宙飛行士の訓練にも利用されている浮力。
浮力により、お風呂の中では体の重さも半分以下、
力のない方や関節痛でお悩みの方などの運動も、通常より負担なく行えます。
科学成分の作用
家庭のお風呂と温泉の一番の違いは、温泉に含まれる化学成分の有無です。
塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉、硫黄泉など、 含まれる化学成分により泉質が分類され、効果も分類されます。
塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉、硫黄泉など、 含まれる化学成分により泉質が分類され、効果も分類されます。
転地作用
温泉旅行に出かけることは、日常の生活から解放されるリフレッシュの時間でもあります。
旅先での食事、人々との交流、宿への宿泊など、日頃のストレスから解放され、精神的なリラックス効果が得られます。
総合的生体調整作用
非日常的な温泉旅行に出かけ、温泉入浴により効能を体験し、休養をとることにより、
乱れがちになっている免疫、ホルモン、神経などの生体バランスやリズムを整えることができます。